アメリカン・アイドルは自分探しの旅

ラテン・ウイークではフィル・ステイシーの暗黒面が全開。
"Maria Maria" は真っ暗でメチャメチャ気が滅入った。
見ていた子供はトイレに行けなくなっただろう。
まるで生き埋めにされて地中でもがいているかのような歌だった。

で、そのまま一回死んだと思われるフィル君。
しかし次週ではカントリーのお題が精神面に良い影響を与えたのか
まさに生まれ変わったかの如く別人のような歌を披露。

力みまくって禿頭に青筋立てていた前回とは打って変わってリラックスした
そのパフォーマンスを見て、今まで漠然と解っていた気になっていた
レイドバックという言葉を初めて実感した。そーかこういう事なんだね

"Where The Blacktop Ends" はド田舎で聴衆は白人のみで内輪で盛り上がる
カントリーのコンサートのような雰囲気がよく出てた。

ニコール・キッドマンと結婚して知らない人にも名を馳せたキース・アーバン
ニコールと同じオーストラリア出身のせいか他のカントリー・シンガーとは
明らかな違いも感じられる。埃っぽさが無く、甘味を加えたその歌声は
カントリー風ポップスという表現がピッタリだろう。

キースよりもフィルの方がさすがアメリカ人、本来のカントリー臭さがあるのが
おわかりいただけると思う。このままそっちに行ってしまうのか?
そうすると日本人には縁遠くなってしまうが...
2007年09月20日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

見よアメリカTVアクターの底力

アメリカン・アイドルをご覧になっている皆さんは当然スカパー!ないし
CATVに加入されていると思いますがそこでのキラー・コンテンツと言えば
海外のTVドラマ。ハマっている人も多いでしょう。
特に近年のアメリカTVドラマの質は高い。日本のソレとは雲泥の差が。

ゴールデンタイムのドラマに事務所の押し込んだ素人が並ぶ日本と
オーディションで選ばれた無名のプロフェッショナルが並ぶアメリカ...
売れっ子脚本家が一人でワンクール全部書き上げてしまう日本と
専門教育を受けた人達が複数参加して脚本を練り上げるアメリカ...
インチキ視聴率だけが唯一の物差しの日本と
各メディアの厳しい批評にさらされるアメリカ...
この辺にしときます。

TVドラマは長期戦の為、キャラの掘り下げや冒険的な試みもできる点で
すべてを2時間に詰め込まなければならないハリウッド映画に対しても
大きなアドバンテージを持っています。
TSUTAYAの壁の専有面積が広くなる一方なのも当然でしょう。

そんなアメリカTVドラマの魅力が凝縮されたシーンをここで

ハッキリ言ってフザケてます。しかし色々と考えさせられる事も。
脚本家の遊び心、役者の質、ヒット曲の文化への根付き方等々...
それにしてもこの "The Part" はクセになりますね。

この秋には "Heroes" や "Ugly Betty" などの強力ドラマが目白押しの中
アリー役キャリスタ・フロックハートの新ドラマ "Brothers & Sisters" も
放映されるようです。見る時間がありません。
まさかまた教祖妻が吹き替えるんじゃないだろうな...(違いました)

それだけハイレベルのアメリカTV界にあって視聴率競争の頂点にあるのが
アメリカン・アイドルなワケで、面白く無いはずがありません。
まとまりました。
2007年09月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

吊してあるヤツもう買わネ

終わってみるとメリンダの一連のパフォーマンスは2つの種類に分けられる。
本人が自分のテリトリーの曲と認識している物とそれ以外とだ。

メリンダ・マジックが炸裂するのは当然ながら前者で、無難に済ませるのが後者。
自分でデザインして縫い上げた服と最初から店に吊してある服位の差がある。

テリトリー外のラテンとカントリーでは吊しの服から選ばざるを得ない。
ラテン・ウイークで買った服はコレ (プッシーキャット・ドールズ版 "Sway")


R&B系の歌手には鬼門のカントリー・ウイーク。
シーズン5ではエリオットパリスマンディーサの3人が轡を並べてボトム入り。
(結果マンディーサout)
今シーズンもラキーシャがいかにもノーアイディアな選曲で危機一髪。

マンディーサの友人でもあるメリンダだけに選曲は慎重。
考え抜いた末の一曲はマルティナ・マクブライドもハァ?な
ジュリー・リーヴス "Trouble Is A Woman"

次の週にフェイス・ヒルの曲を歌う事を考えればそれでも良かった気もするが
ゴスペル調のそちらよりカントリー色の濃い物を選ぶあたりは律儀なところ。

その後のインタビューで悔いの残るパフォーマンスは
"ラテン、カントリー、ロック...特にラテン" と答えていたメリンダ。
勿論下手じゃなかったが、もっとイジっちゃえば良かったと思っているのでは?

2007年09月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

歌もどんだけ〜料理もどんだけ〜

テレビ朝日系列で毎週水曜日に放送されている「愛のエプロン」て番組見てる?
この番組は日本版アメリカン・アイドルと言っていい。(ホントかよ)

歌と料理の違いはあれ、与えられた課題を自分なりにどうこなしていくか、
そして出来上がったモノを審査されるという点でこの2つの番組はとても似ている。

上手い人はレシピを知っていて下味から取っていくのに対し、
下手な人は味が足りない分調味料をどんどんどんどん足していく...
まるでアメリカン・アイドルの1次予選を見ているかのようだ。

普段料理をしている女性陣の方が優勢の中、健闘を見せるのが "おネエ系"
女性的な感性は料理には有利に働くようで、女形として名を馳せた
梅沢富美男師匠(おネエ系に入れちゃってますが)がこの番組のチャンピオンなのは
偶然ではないだろう。

歌というのは基本的には女性の方が遙かに上手い。
女性の持つ繊細な感情表現に比べると男のそれは雑で単純。
女性が24色の絵の具で絵を描くとすれば男は6色しか使えない位の差がある。

しかし男の中にも(女性ほどではないが)繊細な表現力を持つ者はいる。
そう、おネエ系。
(ちなみに梅沢富美男は素晴らしいシンガーでもある)

アメリカン・アイドルの本選でも毎年それらしき人を見かけるが、ここでは
その代表選手クレイ・エイケン君の見事な "Mack The Knife"

情緒面で強みを見せるおネエ系だが、同姓に敬遠されがちになる為投票には弱い。
実力で完全に上回るクレイが決勝で敗れたのもそこだろう。
今年のA.J.タバルド君もパフォーマンスの割には残念な結果だったしね。

男の側からするとカミングアウトするかのような気分になるので
肩入れはしにくいもんなんですよ...

2007年09月13日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6
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