メイキング・オブ・メリンダ・マジック

メリンダにとってビー・ジーズは自分のテリトリー内のアーティストだったようで
曲に対してかなり積極的に切り込んで行っている。

"Love You Inside Out" はディスコ・ブーム終焉の頃の作品という事もあり
ニューウェイヴ風味でエロティックな所もあるビー・ジーズとしては変わり種の一曲。
マイケル・ジャクソン(鼻がデカイ頃の)が歌ったら合いそうな曲でもある。

ひょっとしたらメリンダもそれに近いことを考えていたのかも知れない。
それを実現する機会が巡ってきたわけだ。

残念ながら時間的な制約もありこのパフォーマンスはまだ煮詰まっていない印象。
しかし未完成な分その製造過程を見ているようで興味深い。

彼女がどこをどう歌ってどうしようとしていたのか、
歌詞を眺めながら聴いてみると面白いと思い載っけてみた
(オリジナルのイメージビデオ / メリンダ版)


Baby, I can't figure it out Your kisses taste like honey
Sweet lies don't gimme no rise
Oh, oh what you're trying to do?

Livin' on your cheatin' and the pain grows inside me
It's enough to leave me crying in the rain
Love you forever but you're driving me insane and I'm hanging on


Oh, oh, I'll win, I'll never give in
Our love has got the power
Too many lovers in one lifetime ain't good for you

You treat me like a vision in the night
Someone there to stand behind you
When your world ain't working right

I ain't no vision, I am the man(one) who loves you inside out
Backwards and forwards with my heart hanging out
I love no other way
What am I gonna do if we lose that fire?

Wrap myself up and take me home again
Too many heartaches in one lifetime ain't good for me

I figure it's the love that keeps you warm
Let this moment be forever
We won't ever feel the storm

I ain't no vision, I am the man(one) who loves you inside out
Backwards and forwards with my heart hanging out
I love no other way
What am I gonna do if we lose that fire?


Don't try to tell me it's all over
I can't hear a word I can't hear a line
No man(one) could love you more
And that's what I'm cryin' for
You can't change the way I feel inside

You're the reason for my laughter and my sorrow
Blow out the candle I will burn again tomorrow
No man on earth can stand between my love and I
And no matter how you hurt me
I will love you till I die

I ain't no vision, I am the man(one) who loves you inside out

(Cause I Love You, oh)
Backwards and forwards with my heart hanging out
(Said) I love (you) no other way
What am I gonna do if we lose that fire?
(I Love You Inside And Out)

この曲における彼女の狙いはあくまでもオリジナルと同等の満足感。
ブリッジに入ってからの彼女がコーラスの足りない部分を補うべく
手練手管の限りを尽くすサマは圧巻。感心を通り越して呆れてしまった。
この番組は一体何を競っているんだっけ?
2007年09月29日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 6→1

思い出は美しく...

ボン・ジョヴィのお題はクリス・リチャードソンにとってもツラい。
限られた選択肢の中から仕方なしに選んだ曲は ”Wanted Dead Or Alive"

この曲はシーズン5でクリス・ドートリーが歌って好評を博したナンバー。
記憶に新しいだけにロッカーとして大ブレイク中の彼と比較されるのは不利だ。

しかし彼(リッチー)は頑張った。心配された線の細さも気にならず、
確かな成長を感じさせる内容。ヴォーカル面だけならこれまでで一番だろう


とは言ってもこれでお別れとなったからにはやっぱりみんなドートリ君と
比べちゃったんだろうね。

ではデビューアルバムが今年の年間チャートでトップになりそうな
ドートリ君の栄光への第一歩を振り返ってみる事にしましょう


.....あれ?.........ヘタだ.....

あれーっ、コレ確か絶賛されてたような記憶が...って褒められてるよねぇ。
当方も "ロックバンドのヴォーカルならこれぐらい歌えりゃ十分だよな"
と放送時はそれなりに感心した記憶があったんだけど...
こちらの耳が肥えたのかな?

今聞くと出だしは良いが喉を痛めそうな歌い方のせいか後半に行くほど失速。
ラストは "ガソリン切れちゃいました" てな感じのヘタレぶり。
見てるこっちがコケたわ。

この曲がリッチーよりドートリ君向きなのは確か。
しかし単にうまいヘタの比較ならリッチーに軍配を上げざるをえない。

なおドートリ君の名誉の為に付け加えておくと、彼はこれが本選1週目、
対するリッチーはそれから10週間修羅場をくぐり抜けてのモノなので
成熟度に違いがあるのは致し方があるまい。

思い出というのは美化してしまうものなのですね...
2007年09月26日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 6→1

歌も気合いダーッ!

アイドル・ギブズ・バックにてチャリティ・シングル "I'll Stand By You" を
歌ったキャリー・アンダーウッド

遅ればせながら見たシーズン4は彼女のワンサイド・ゲーム。
アメリカン・アイドル史上最も危なげなく勝った優勝者だろう。
全ジャンルそつなく歌えて音域も広く基本能力は非常に高い。

ジーナが歌ったのを聞いて彼女にこの曲を歌わせるアイディアが浮かんだの
かもしれない。ジーナであれならキャリーなら更に、というワケだ。

しかし意外や意外ジーナが歌ったモノの方が良かったような...

うーん、やはりジーナの方がこの曲を掴んでいるみたいだ。
少々不安定な所はあるにせよこっちの方が胸がキュンとなった(ウゲッ)。

この曲に対する適性も多少はあるかもしれないが
チャリティで優しい気持ちになり子守歌風になってしまったキャリーと
真剣勝負で気迫のこもったジーナとの差が出たように思う。

このままジーナをヨイショして終わるのもナンなので公平を期して
"気合い入り"アンダーウッドとの聞き比べを。コンテスト時に被ってる "Alone" 
<
ジーナ、スマン...
2007年09月24日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 6→1

アメリカン・アイドルは自分探しの旅

ラテン・ウイークではフィル・ステイシーの暗黒面が全開。
"Maria Maria" は真っ暗でメチャメチャ気が滅入った。
見ていた子供はトイレに行けなくなっただろう。
まるで生き埋めにされて地中でもがいているかのような歌だった。

で、そのまま一回死んだと思われるフィル君。
しかし次週ではカントリーのお題が精神面に良い影響を与えたのか
まさに生まれ変わったかの如く別人のような歌を披露。

力みまくって禿頭に青筋立てていた前回とは打って変わってリラックスした
そのパフォーマンスを見て、今まで漠然と解っていた気になっていた
レイドバックという言葉を初めて実感した。そーかこういう事なんだね

"Where The Blacktop Ends" はド田舎で聴衆は白人のみで内輪で盛り上がる
カントリーのコンサートのような雰囲気がよく出てた。

ニコール・キッドマンと結婚して知らない人にも名を馳せたキース・アーバン
ニコールと同じオーストラリア出身のせいか他のカントリー・シンガーとは
明らかな違いも感じられる。埃っぽさが無く、甘味を加えたその歌声は
カントリー風ポップスという表現がピッタリだろう。

キースよりもフィルの方がさすがアメリカ人、本来のカントリー臭さがあるのが
おわかりいただけると思う。このままそっちに行ってしまうのか?
そうすると日本人には縁遠くなってしまうが...
2007年09月20日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

見よアメリカTVアクターの底力

アメリカン・アイドルをご覧になっている皆さんは当然スカパー!ないし
CATVに加入されていると思いますがそこでのキラー・コンテンツと言えば
海外のTVドラマ。ハマっている人も多いでしょう。
特に近年のアメリカTVドラマの質は高い。日本のソレとは雲泥の差が。

ゴールデンタイムのドラマに事務所の押し込んだ素人が並ぶ日本と
オーディションで選ばれた無名のプロフェッショナルが並ぶアメリカ...
売れっ子脚本家が一人でワンクール全部書き上げてしまう日本と
専門教育を受けた人達が複数参加して脚本を練り上げるアメリカ...
インチキ視聴率だけが唯一の物差しの日本と
各メディアの厳しい批評にさらされるアメリカ...
この辺にしときます。

TVドラマは長期戦の為、キャラの掘り下げや冒険的な試みもできる点で
すべてを2時間に詰め込まなければならないハリウッド映画に対しても
大きなアドバンテージを持っています。
TSUTAYAの壁の専有面積が広くなる一方なのも当然でしょう。

そんなアメリカTVドラマの魅力が凝縮されたシーンをここで

ハッキリ言ってフザケてます。しかし色々と考えさせられる事も。
脚本家の遊び心、役者の質、ヒット曲の文化への根付き方等々...
それにしてもこの "The Part" はクセになりますね。

この秋には "Heroes" や "Ugly Betty" などの強力ドラマが目白押しの中
アリー役キャリスタ・フロックハートの新ドラマ "Brothers & Sisters" も
放映されるようです。見る時間がありません。
まさかまた教祖妻が吹き替えるんじゃないだろうな...(違いました)

それだけハイレベルのアメリカTV界にあって視聴率競争の頂点にあるのが
アメリカン・アイドルなワケで、面白く無いはずがありません。
まとまりました。
2007年09月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

吊してあるヤツもう買わネ

終わってみるとメリンダの一連のパフォーマンスは2つの種類に分けられる。
本人が自分のテリトリーの曲と認識している物とそれ以外とだ。

メリンダ・マジックが炸裂するのは当然ながら前者で、無難に済ませるのが後者。
自分でデザインして縫い上げた服と最初から店に吊してある服位の差がある。

テリトリー外のラテンとカントリーでは吊しの服から選ばざるを得ない。
ラテン・ウイークで買った服はコレ (プッシーキャット・ドールズ版 "Sway")


R&B系の歌手には鬼門のカントリー・ウイーク。
シーズン5ではエリオットパリスマンディーサの3人が轡を並べてボトム入り。
(結果マンディーサout)
今シーズンもラキーシャがいかにもノーアイディアな選曲で危機一髪。

マンディーサの友人でもあるメリンダだけに選曲は慎重。
考え抜いた末の一曲はマルティナ・マクブライドもハァ?な
ジュリー・リーヴス "Trouble Is A Woman"

次の週にフェイス・ヒルの曲を歌う事を考えればそれでも良かった気もするが
ゴスペル調のそちらよりカントリー色の濃い物を選ぶあたりは律儀なところ。

その後のインタビューで悔いの残るパフォーマンスは
"ラテン、カントリー、ロック...特にラテン" と答えていたメリンダ。
勿論下手じゃなかったが、もっとイジっちゃえば良かったと思っているのでは?

2007年09月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

歌もどんだけ〜料理もどんだけ〜

テレビ朝日系列で毎週水曜日に放送されている「愛のエプロン」て番組見てる?
この番組は日本版アメリカン・アイドルと言っていい。(ホントかよ)

歌と料理の違いはあれ、与えられた課題を自分なりにどうこなしていくか、
そして出来上がったモノを審査されるという点でこの2つの番組はとても似ている。

上手い人はレシピを知っていて下味から取っていくのに対し、
下手な人は味が足りない分調味料をどんどんどんどん足していく...
まるでアメリカン・アイドルの1次予選を見ているかのようだ。

普段料理をしている女性陣の方が優勢の中、健闘を見せるのが "おネエ系"
女性的な感性は料理には有利に働くようで、女形として名を馳せた
梅沢富美男師匠(おネエ系に入れちゃってますが)がこの番組のチャンピオンなのは
偶然ではないだろう。

歌というのは基本的には女性の方が遙かに上手い。
女性の持つ繊細な感情表現に比べると男のそれは雑で単純。
女性が24色の絵の具で絵を描くとすれば男は6色しか使えない位の差がある。

しかし男の中にも(女性ほどではないが)繊細な表現力を持つ者はいる。
そう、おネエ系。
(ちなみに梅沢富美男は素晴らしいシンガーでもある)

アメリカン・アイドルの本選でも毎年それらしき人を見かけるが、ここでは
その代表選手クレイ・エイケン君の見事な "Mack The Knife"

情緒面で強みを見せるおネエ系だが、同姓に敬遠されがちになる為投票には弱い。
実力で完全に上回るクレイが決勝で敗れたのもそこだろう。
今年のA.J.タバルド君もパフォーマンスの割には残念な結果だったしね。

男の側からするとカミングアウトするかのような気分になるので
肩入れはしにくいもんなんですよ...

2007年09月13日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

ガーシュウィンの夢が遂に実現

スタンダード・ウイークは毎年恒例の企画だけに各自準備万端。
シーズン5でもそうだったが出来の良いものが多い。
曲のクオリティのせいもあるだろう。良い曲は誰が歌っても楽しい。

メリンダの "I Got Rhythm" は一連の彼女のパフォーマンスでも白眉の出来。
どこにもケチの付けようがない素晴らしさ。
歌い終わって後ろを振り返ったのもそれだけバンドとの一体感があったからだろう。
本人も会心の一曲に違いない。


さて "I Got Rhythm" はそのタイトル通りジョージ・ガーシュウィン
リズム面に特にコダワリをみせた作品。
この曲からジャズのコード進行が生まれたぐらいで、歴史的価値は高い。

しかしこの曲のこれまでに録音された(歌付きの)ものは
変化に富んだ演奏面に比べるとヴォーカルは良し悪しは別として単調。
(勿論全部聞いたわけではないが)

リズムの変化に負けないぐらいにヴォーカル・スタイルを変えて歌ったのは
メリンダが初めてなんじゃないの?
特に最後のパートはソウル節全開にして歌っているので
コレばっかりはいかにジャズ・レジェンドの皆さんでも無理なハナシ。

メリンダのパフォーマンスにより遂に演奏にヴォーカルが追いついた。
ガーシュウィンも草葉の陰でスタンディング・オベーションだろう。

2007年09月11日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

ノー・ダウトの生みの親はスーパーマリオ

歌唱力比べにはおおよそ不向きなノー・ダウトグウェン・ステファニ
抜け道も用意されていた中で敢えて3人が特攻。

歌自体はグダグダだったサンジャヤ。
しかし髪型のインパクトで皆を煙に巻いてしまった。

ジョーダンの女子高生ルックはガタイの良さが更に目立つ。
まるでコスプレショーを見ているかのよう。

ノー・ダウトのレパートリーでは最もオーソドックスな作りの 
"Don't Speak" に挑戦したクリス・リチャードソン。
しかし女性シンガーのキーだと甲高い歌声になってしまい
軽薄なチンピラが歌っているように見えてしまった。

抜け道が無かったら大変な事になっていたと思われるが
そんな困ったノー・ダウト・サウンドを作り出した張本人が彼らの
1stアルバム "Tragic Kingdom" のプロデューサー=マシュー・ワイルダー

彼は自らヒットを飛ばした事がある。当方の大のお気に入り "Break My Stride"

当時は軽快なポップスという認識しか無かったこの曲、
今聞くと相当へんてこりんなリズムに乗って歌われている。
敢えて形容するなら ”スカワルツ” (!)ってトコ。

ノー・ダウト関連でコレ思いついて歌う奴がいたら拍手喝采なんだけど
いるわけ無いか。

2007年09月09日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

カーペンターズ・ウイークいかがでしょう

名より実を取った地味ゲストのルルピーター・ヌーン
自分の持ち歌まで歌っていくとは少々意外。

特にアンタ誰?だったピーター・ヌーン。
ハーマンズ・ハーミッツの、と言われてもアイドルっぽい(日本的な意味で)
音のグループというイメージしかなく、興味の対象外。

でも知ってる曲を歌っていった。日本ではコチラで有名
カーペンタ−ズ "There's A Kind Of Hush"

現役時代はその人畜無害サウンドが一部では馬鹿にされていたカーペンタ−ズ。

しかしいなくなって分かるその有難味。
聞く者の耳にひたすら優しいカレンの歌声はまさにワン・アンド・オンリー。
ジョン・レノンやポール・マッカートニーが絶賛していたのはダテじゃない。

いかに彼女が希有な存在なのかはアメリカン・アイドルを見ていればよく分かる。
だって一人も出て来ないでしょう?彼女のようなタイプは。

女性はみんな力任せにストレートを投げ込んでくるコンテスタンツばかりで
コントロール良くひたすら球を低めに集めるタイプなんていやしない。

もっともそれができるのもまるで木の楽器のように自分の声を体に響かせて
力まずとも声量を確保できる天賦の才があればこそなんですけどね。
今更ながら惜しい人を亡くしました。

幸い兄のリチャードはまだ元気なのでどうでしょう、ここは一つ
彼を迎えてのカーペンターズ・ウイークなんてのは?
カーペンターズは自作・他作・カバーを問わず曲を選んでいたので名曲多数、
カレンのキーは低いので男性が歌っても大丈夫。イイ企画だと思うんスけど。

でも呼ぶ価値のある人はいくらでもいるのに
どうせ来年も今だけ売れてる派手ゲスト呼んじゃうんだろうなぁ...



2007年09月07日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

米英芸人対決

自分で選んだ曲をみてもブリット・ポップ志向は明白のブレイク。
偶然のブリティッシュ・インヴェイジョン・ウィークも彼の運がひき寄せたか
"Time Of The Season" がハマるのも当然の成り行きだった。

話は替わるがファイナル後に出たはなまるマーケットではこんな芸も披露
("Regis And Kelly" より "She Will Be Loved")

これは彼の足下にあったループペダルというエフェクターを使って自分の声を
オーヴァーダブさせているもの。21世紀ならではの芸だが、これを見たら
(B.I.W.だけに)コチラも貼らないわけにはいかない。

昨シーズン "現在ヒットチャートに入っている曲" のお題の時に
キャサリン・マクフィーが歌って好評だった
KT(ケイティー)・タンストール "Black Horse And The Cherry Moon" 
KTの完成度に比べたらブレイクのはまだデモ・レベルだがビートボックス中心なのは
彼ならではの点。更に磨きをかけていただきたい。

KTは2ndアルバム "Drastic Fantastic" が本日発売。(タイムリー!)
曲作りの面では1歩前進してメリハリのあるポップな曲が増えた。
一人芸を極めて欲しい気もするが
そんな売れない芸人みたいな真似は無理だわな。
2007年09月05日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

全部オレの手柄

イギリスでは"Dame"("Sir"の女性版)が付く大歌手のシャーリー・バッシー

正直ブリティッシュ・インヴェイジョンのアーティストというにはだし
当方としても007の主題歌を何回か歌っていた人との認識しかないが
さりとて3人も集中(カバー含む)してしまっては無視するわけにもいかない。

とりあえずビデオを貼っておこうと思ったら貼れないようになってやんの。
なのでリンクから直接飛んでちょうだい
   "Diamonds Are Forever" / "I (Who Have Nothing)"   
   "As Long As He Needs Me" / "On A Clear Day" (次週ジョーダンが歌う)

まぁサスガに上手いわな。とは言っても普段聞く気にはなれんが。
日本の歌手に例えれば越路吹雪ってとこか。(没後27年...絶句するほど古い)  

しかし ”Diamonds〜" におけるシャーリーのスケールの大きな歌唱と
ジョン・バリーのドラマチックかつ流麗なサウンドにこのハイエナ野郎が喰いついた
カニエ・ウェスト "Diamonds From Sierra Leone"

グラミーを受賞したこの曲、完成度自体は高いと思うが
それこそシャーリ−の歌がネタでカニエ氏のラップはシャリみたいなもんだろ。
建前ではシエラレオナの事を皆に知って欲しかったなどと言っているが
始めにネタありきじゃないのか?

当方は日頃から曲のフックになる部分をサンプリングに頼るこの手の連中を
持ち上げ過ぎだと思っている。
昔の人が苦労の末に捻り出したものを拝借してデカイツラしているんだからね。
全部自分で作れよ...

その風潮こそがアメリカでメロディーを書ける人が少なくなった原因だろう。
一方、一足お先にその状況を抜け出して己の曲に磨きをかけているのが
現在のブリティッシュ勢。
2007年09月02日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6

悪魔がライバル

日本人からすればアメリカ人もイギリス人も区別ないので分かりにくいが
このところのビルボード誌ではイギリス勢の活躍が目立つ。
第三次ブリティッシュ・インヴェイジョン到来の予感...

特に顕著なのはシンガー・ソングライター・タイプの活躍。
その中でも最強の存在なのが エイミー・ワインハウス
ヒットした "Rehab" には通常女性ソングライターに決定的に欠けているはずの
ユーモア感覚が存在する。2枚のアルバム全曲の質を揃えてみせたその才能は驚異。

彼女の成功は我らがメリンダにとっても実は歓迎すべき事。
ともすれば音楽性が古臭いなどと陰口を叩かれるメリンダだが、作るであろう
アルバムの予想される音よりエイミーのそれは遙かに古い。
まるでエタ・ジェイムスブレンダ・リーを想わせる温故知新サウンド。
音の録り方次第で何の問題も無いことを証明してくれた。

しかしながらエイミーはドラッグ&アルコ−ルで破滅的な生活を送っているようで
新しい写真が出る度ルックスがデビルマン化してしまっている...

それとは対照的に聖人君子のメリンダだが、ジョーダンの曲やキャサリンのアルバムを
聞いて分かるように現在のアメリカのヒットメーカーなる連中はまったくアテにできない。
こうなりゃ自力で何とかするしかないが、是非エイミーに負けない曲を捻り出してもらって
善と悪、好対照のライバル関係が成立するよう頑張って欲しい。

さてエイミーの曲 "Tears Dry On Their Own" は "Ain't No Mountain High Enough" の
バックトラックに乗って歌われる。前週とも関連するのでここで取り上げた次第

2007年09月01日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6
HOME

CDをお探しなら

最近の記事

カテゴリー

FC2ブログランキング

月別アーカイブ

ブログ検索

こちらもどうぞ

リンク

RSSリンク

By FC2ブログ

FC2カウンター