ガーシュウィンの夢が遂に実現

スタンダード・ウイークは毎年恒例の企画だけに各自準備万端。
シーズン5でもそうだったが出来の良いものが多い。
曲のクオリティのせいもあるだろう。良い曲は誰が歌っても楽しい。

メリンダの "I Got Rhythm" は一連の彼女のパフォーマンスでも白眉の出来。
どこにもケチの付けようがない素晴らしさ。
歌い終わって後ろを振り返ったのもそれだけバンドとの一体感があったからだろう。
本人も会心の一曲に違いない。


さて "I Got Rhythm" はそのタイトル通りジョージ・ガーシュウィン
リズム面に特にコダワリをみせた作品。
この曲からジャズのコード進行が生まれたぐらいで、歴史的価値は高い。

しかしこの曲のこれまでに録音された(歌付きの)ものは
変化に富んだ演奏面に比べるとヴォーカルは良し悪しは別として単調。
(勿論全部聞いたわけではないが)

リズムの変化に負けないぐらいにヴォーカル・スタイルを変えて歌ったのは
メリンダが初めてなんじゃないの?
特に最後のパートはソウル節全開にして歌っているので
コレばっかりはいかにジャズ・レジェンドの皆さんでも無理なハナシ。

メリンダのパフォーマンスにより遂に演奏にヴォーカルが追いついた。
ガーシュウィンも草葉の陰でスタンディング・オベーションだろう。

2007年09月11日 | Comments(0) | Trackback(0) | S6: 12→6
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